




ブルーデーを少しでも快適に!進化を続けるサニタリーグッズ!
毎月訪れる生理。ただでさえ体調が安定しないのに、局部の不快感で余計にイライラ。「来るのが楽しみ!」なんて人は、なかなかいないと思います。
この記事を書いているバニラボ編集部員も、もちろん毎月の生理が憂鬱でたまらない1人。生理痛は重いし、過多月経気味でいつも不安ばかりだし、肌も弱くてすぐにかぶれるし……。
しかし最近の生理用品、実はすごく進化しているんです! 今回は注目の生理用品ラインナップとともに、実際の使用感もレポートしちゃいます♡
「いつも同じナプキンを惰性で買ってる」「新しいアイテムが気になるけど使い方もわからないし踏み出せない」という方。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
主な生理用品をざっとおさらい!基本のサニタリーグッズ
それではまず、みなさんもよくご存知の定番サニタリーグッズをおさらい。「知ってるよー」という方は読み飛ばしてもOKです。
使い捨てナプキン
生理用品の中でもっともポピュラーで使う頻度の高いアイテム。テープ式でショーツに固定して使うものが一般的。用途や経血量に合わせて、さまざまな素材やサイズのものが売られている。
タンポン
膣の中に入れて経血を吸収する。プールやお風呂、漏れが気になるときなどに使用する人が多い。慣れるとナプキンより楽だが、長時間入れっぱなしにしておくと雑菌が繁殖し、トキシックショック症候群という疾患を引き起こす可能性も。
サニタリーショーツ
生理の時期に活躍するショーツ。汚れに強い素材でできており、ナプキンのフィット感を高め、経血の漏れを防いでくれる。少量の横漏れ程度なら吸収してくれるが、基本的に吸水性は低い。
進化するサニタリーグッズ&使用レポート♡
ここからは、従来のサニタリーグッズとは一線を画す、新しい視点で作られた注目アイテムをご紹介します!
進化系ナプキンが続々♡
ナプキンであってナプキンにあらず。最近のナプキンは、見た目も機能も驚くほど進化中♡
「ソフィ シンクロフィット」/ユニチャーム
元AKBの〇っしーが愛用を公言したことで注目を集めたシンクロフィット。
実は、バニラボ編集部員もずーっと愛用しているめちゃくちゃおすすめのアイテムなんです。

装着時に指を差し込める便利なポケット付き。
びらびらに直接挟み込むという、ちょっと変わった形のナプキンですが、これがあるだけで本当に漏れない!
家でゴロゴロしているときも、長時間ナプキンを変えられないときも、とにかく漏れない。
夜用ナプキンを使ってもいつも伝い漏れして困っていたのですが、これを併用することで、布団を汚すことが一切なくなりました。
しかも、包装紙も本体もそのままトイレに流せるのがうれしい♪
普通のナプキンと併用するのがマストですが、これを使っているとほとんどナプキンを変える必要がなくなります。布ナプキンとも相性◎ですよ♪
以前は取扱い店が少なく困っていたのですが、〇っしーのおかげで買えるお店も増えたので、本当に感謝です。
夜用ショーツ
ロリエ、ソフィなどで展開されているショーツタイプの夜用ナプキン。これ、経血がマジで多くて大変! という方に一度試していただきたいアイテム。

ウエストゴム位置ギリギリまで吸収体を使う贅沢さ。ゴムのフィット感がやさしいので、履き心地は意外と悪くない。
見た目が完全にオムツなので最初は抵抗があるのですが、慣れてしまうと手放せなくなります。
並み居るロングサイズを蹴散らす、全方位ガード! 腰の位置まで吸収体が入っているので、どこまで伝っても漏れることがありません。どんなに寝相が悪くても大丈夫! 休みの日は1日これ履いてればOK!
ただ、夏場は暑くてムレるのでそれだけどうにかならないかな……。
オーガニックコットン素材
「ナプキン=ムレる、かぶれる」の常識に真っ向勝負をかけるのが、最近増えつつあるオーガニックコットンを使ったアイテム。
肌に触れる部分にふわふわのコットン素材を使用することで、やさしい肌当たりを実現しています。

表面にオーガニックコットンを使用しているが、中身は普通の使い捨てナプキン。吸収力などはそのままに、肌あたりがとてもやさしくなった。
心なしか、サラッと快適に過ごせる気が。布ナプキン派もけっこう満足できる使用感なのでは?
ブルーな気分は見た目で解消!?
以前からデザイン性の高さをウリにしたナプキンは販売されていましたが、近年、その流れが加速。パッケージはかわいくて当たり前になってきました。
中でも、蜷川実花さんとのコラボデザインが話題になったエリスはおしゃれナプキンの筆頭株。香り付きアイテムを出してみたり、ナプキン自体にリボンデザインの縫い目を施したりと、少しでもブルーな気分を解消しようと頑張ってくれています。
ナプキンとしての使い心地は普通なので、とにかく気分的な問題ですが、たしかに味気ないナプキンよりはちょっとでもかわいいデザインの方がいい。でも結局、いつも使ってるやつ買っちゃうんだよなー……。
ナチュラル志向の女性に人気?サニタリーの新主流
ただでさえ体に負担の大きい生理期間中だから、少しでもやさしい物を使いたい。そんなナチュラル派にはこんなアイテムが大人気!
布ナプキン
布でできたナプキンで、肌当たりのやさしさが特徴。サラッとしたリネン素材やふわふわのフランネル素材など、とにかくつけ心地が最高です。
一部ネット上などで「子宮を温める」「生理が軽くなる」などのウワサもありますが、確かな根拠はないので、あくまでも気分的なものと思っておきましょう。
経血量に合わせて布製パッドの枚数を調整して使用します。吸水布を挟んだタイプもあり、ある程度の量には対応してくれますが、多い日にはちょっと不安が。
また、手入れの面倒さが最大の難点。
汚れた布パッドはビニール袋などに入れて持ち帰らなくてはならず、かさばるしニオイも気になるところ。帰宅後のつけ置き洗いが必須なので、ズボラさんにはちょっと厳しめかも。
トレンドはノーナプキン!?
ついに、ナプキンなしでも生理を乗り越えられるアイテムが登場! ムレやゴワつきから解放されて、ストレスフリーに♪
吸水ショーツ
股の部分に吸水素材を縫い込んだサニタリーショーツ。ナプキンがズレる心配もなく、ゴワゴワやもたつきもなし!
昼用、夜用だけでなく、深履きや浅履きなど形も豊富で、服に響かないのがうれしい。
機能性を重視したものが多く、どうしてもお高めなのが難点ですが、安いものだとGUで1,500円〜試すことができます。
また、「ダサいのは嫌!」という方はピーチジョンも参入しているので、そちらをチェックしてみて。

予想していたより厚めの吸水素材で、ちゃんと経血を吸ってくれそう。
肝心の使い心地はというと……とりあえず悪くないです。ナプキンのゴワゴワ感から開放されるのは最高! でも、本当に漏れないのかな? と不安が常につきまといます。慣れたらそうでもないのかな。
あと、トイレなどでショーツを下ろした後、経血を吸ったショーツをもう一度履くのがちょっと抵抗ありました。シンクロフィットや軽い日用のナプキン、布パッドなどを併用すると、肌あたりや吸収力への不安を解消できそう。
月経カップ
欧米発のサニタリーグッズで、日本でも人気が高まりつつある月経カップ。医療用シリコンでできたカップを膣内に挿入し、経血を貯めます。
うまく使うと漏れもほぼなく快適。保険でライナーを併用していましたが、それ以外はいつもどおりの生活が送れるので、感動モノです。

やわらかな素材で、このように潰した状態で膣内に挿入、中でパカっと開きます。
しかし、慣れるまで挿入が難しく、サイズが合わなくて漏れたり、うまく中で開かなかったりと、なかなか使いこなせませんでした。
また、自分で洗浄・消毒して使うため、衛生面もちょっと気になるところ。外出先での取り替えは、よほど環境に恵まれない限り不可能です。手は血まみれになるし、取り出したカップを洗わなくてはいけないし……。
使えるとものすごく快適なのですが、いろいろと準備の必要性を感じました。
その他のお役立ちグッズ
経血を吸収するアイテム以外にも、生理を快適にするためのアイテムが登場しています!
デリケートウェットシート
こちらもバニラボ編集部員が愛用するアイテム。
汗拭きシートのように使える、デリケートゾーン専用のウェットシートです。
外出先のトイレにビデ機能がない。あっても衛生面が気になって使いたくない。そんなときに備えてポーチに入れておくと、本当に助かります。
ティッシュで軽く周囲を拭き取った後にこちらを使うと、さっぱり! この気持ちよさを知ったら、もう戻れません。
ちなみに、生理ではない普通の日も、おりものなどのニオイが気になるときにサッと使えるのでオススメ♡


