


正しい姿勢で美しく楽ちんに!歩き方のコツは?
脚をキレイに見せたい、かわいい靴を履きたい、仕事のために仕方なく……と、理由はさまざまながら、たくさんの人が履いているハイヒール。
一方で、「すぐに脚が痛くなってしまい、長時間履くのがつらい」などの悩みを抱えている方も多くいます。
理由のひとつとして挙げられるのが、姿勢の乱れ。自分の歩く姿を客観的に見る機会が少ないため、無自覚で悪い姿勢を続けてしまいがちなんです。
そこで今回は、足が痛くならない&姿勢が美しくなる、ハイヒールで歩くコツをご紹介していきます♪
膝を曲げない
まず意識したいのが、膝が曲がっていないかどうか。
左側の図のような膝を曲げた歩き方は、格好が悪いばかりか膝の上にお肉がつきやすくなってしまいます。
後ろ足を蹴り出したら膝を伸ばし、そのまま着地をしてみましょう。腹筋に力を込め、ウエストを引き上げるように意識するとキレイに歩けますよ♡
足だけを動かして歩くのではなく、腰から歩くことが重要です。
ウエストのすぐ下から足が伸びているつもりで、足と一緒に骨盤を前に出すように意識してみましょう!
かかととつま先を同時に着地する
そして次に気をつけたいのが着地の仕方。
フラットシューズやローヒールはかかとから着地をするのが美しいと言われていますが、ハイヒールの場合はその限りではありません。
つま先とかかとで高低差があるため、かかとから着地をしてしまうとつま先が上を向きすぎて不格好に見えてしまうからです。
そのうえカツカツと大きな音が鳴ったり、膝に負担がかかったりといったデメリットも。
右側の図のように、つま先とかかとを同時に着地させるように歩いてみましょう!
地面と接する面積が少ないハイヒールは、足元が不安定になりやすく重心がずれがち。
着地の際に、重心を土踏まずの位置に置くことを意識すると安定感がUP!
内股にならない
かわいらしいイメージを持つ人も多い内股歩き。けれども、続けてしまうとさまざまなデメリットが……。
脚が歪み、O脚の原因になったりお尻が垂れてしまったりするほか、下半身太りの原因にもなってしまいます。
膝の皿を進行方向にまっすぐ向けて、正面から見た際に内側のくるぶしが見えるように歩くのが◎
自分が内股かどうかわからないときは、靴底を見てみましょう。
かかとの外側+つま先の内側がすり減っていればOK。かかと・つま先ともに内側がすり減っている場合は内股になっている可能性が大です。
視線はまっすぐ目の前
スマホを見ながら歩いたり足元に気を取られたりして目線が下を向くと、首と背中が丸まり猫背に。
膝が曲がった歩き方にもなってしまうので、顎を引いてまっすぐ前を見ることを意識してみましょう!
自然と背筋が伸び、堂々とした美しい姿勢になりますよ♪
猫背にならないようにと、胸を張りすぎるのはNG。腰が反ってしまい、腰痛&ぽっこりお腹の原因になります。
横から見た際に、耳と肩・かかとまでのラインが一直線になるように立つと◎
あわせて読みたい


身体の歪みの原因に!?浮き指ってなに?
かかととつま先の同時着地が難しく、どうしてもかかと重心になってしまう方。素足で立った際に、足の指がすべて地面についていますか?
どこか一本でも地面から浮いていれば、“浮き指”と呼ばれる状態の可能性が高いです。
通常、かかと・指の付け根・指先の3カ所で体重を支えるところ、“浮き指”の場合はかかと・指の付け根だけの2カ所で支えています。
そうすると過剰な負荷がかかり、脚全体が歪みやすくなる・疲れやすくなる・腰痛を引き起こすなどの悪影響が。
浮き指の防止・改善のため、足先の筋肉を鍛えるトレーニングを行ってみましょう!
タオルギャザー
その名前のとおり、“タオルを寄せ集める”トレーニング。床に敷いたタオルを指の力だけでたぐり寄せるだけなのでとっても簡単♪
慣れてきたら、中身が入ったペットボトルを乗せた状態で行うなどして負荷をかけてみましょう!
タオルギャザーの方法
- 足がぺたりと床につく高さの椅子に座ります。
- バスタオルやフェイスタオルを床に敷き、端に足を乗せます。
- かかとを床から離さないように注意しながら、足の指だけでタオルをたぐり寄せます。
- 端までたぐり寄せきったら完了! 10回を目安に、2~4を繰り返してみましょう。
足指じゃんけんストレッチ
足の指をグー・チョキ・逆チョキ・パーと順番に動かすことで、筋肉を鍛えるトレーニングです。
グーからパーまでをワンセットとし、10回~30回ほど行ってみましょう。血行促進にも効果があるので、足のむくみ対策にもなりますよ♡
足指じゃんけんストレッチの方法
- グー……足の指すべてをギュッと内側へ。
- チョキ……親指は外側に、他の4本の指を内側に折りたたむ。
- 逆チョキ……チョキと反対に、親指は内側へ。残りの指を外側に反らせる。
- パー……足の指すべてを大きく開く。
美しい姿勢で美しい脚に♡目指せハイヒール美人!
日常的に行う動作だからこそ、歩き方を教わる機会はなかなかありません。ハイヒールであればなおさらです。
だからこそ、歩くコツを知ることで一気に姿勢美人に!!
慣れないうちは姿勢を維持するのが大変なので、美姿勢を意識する時間を少しづつ増やしていきましょう♪
腹筋や背筋のトレーニングにもつながるので、生活の中で自身の魅力をしっかりと引き出すことができますよ♡


あわせて読みたい