これって普通?みんなはどうしてる?
なかなか人には話しづらい、デリケートゾーンにまつわる悩み。
「すっごく黒ずんでる気がする。これって普通なの?」「オリモノが多くてかゆみもある……もしかして性病?」と、一人で抱えこんでしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、10代~50代の女性50人を対象にバニラボ編集部がアンケート調査!
抱えているお悩みの内訳やケアをしている人の割合、それぞれのケア方法をご紹介していきます♪
デリケートゾーンのお悩みはある?
なんと7割以上の人がデリケートゾーンにお悩みを抱えているという結果に!
さらに、お悩みの内容についても詳しく調査してみました。
中でも特に多かった回答は、黒ずみとニオイ。また、複数のお悩みを抱えている人が多数いるようです。
バニラボ編集部には以下のような意見が寄せられました!
■アンダーヘアの自己処理をするときに、ふと鏡に映ったアソコを見てびっくりした。私、こんなに黒ずんでたんだ……。(20代/黒ずみ)
■ムレてニオイが気になる……。生理の日は特に。ちゃんと洗ってるのに、どうして?(30代/ニオイ)
■20代のころは全然気にしてなかったけど、30代半ばを過ぎたころから乾燥が気になるようになってきた。お風呂上がりはヒリヒリするし、下着に貼り付く感じがしてすごく不快……。(40代/乾燥)
■着圧ストッキングやスキニーパンツを履くと、しめつけられてかゆくなります。電車の中とか、すぐにトイレに行けない状況だと本当に困る。(50代/かゆみ)
■VIOの処理をしたいけど、どうすればいいのかわからなくて結局放置してる。やっぱり脱毛に行くしかないかなあ……。(10代/毛深い)
■ビラビラが大きいのがコンプレックス。美容整形も視野に入れてます。(30代/その他)
デリケートゾーンのケアってしてる?
続いて、デリケートゾーンのケアの方法を調査!
全体の56%が何かお手入れをしているという回答が出た一方、「VIOの処理はしているけど、ほかには何もしていない」という人も多数。
脱毛以外の特別なケアをしている人はほとんどいないという結果に。
あわせて読みたい
ケアする派の回答
■VIOは脱毛してます。脇と一緒にサロンでしっかりと。ムレにくいし、水着やセクシー系の下着を着るときにストレスフリーなのでやってよかったと思います!(20代/サロンでVIO脱毛)
■アンダーヘアは一応自己処理してるけど……チクチクしてかゆくなるんだよな~。(10代/自分でVIO処理)
■めっちゃ気を使ってケアしてます! 専用のせっけんで洗い続けてたら、黒ずみも薄くなった気がする♪ もちろんお風呂上がりにクリームで保湿もしてます!(20代/専用ソープ使用・お風呂上がりに保湿)
■ボディーソープで洗わないほうがいいって聞いたから、お湯だけで洗ってます! でも、ほんとに合ってるかちょっと不安。(10代/その他)
何もしない派の回答
■ヘアケアとかと違って、なにをしたらいいかわからなくてずっと放置しちゃってます。(30代/何もしていない)
■何かしなきゃな~とは思うけど、忙しくてついつい後回しに……(20代/何もしていない)
■何もしてません。もともとアンダーヘアが薄いし、肌がかぶれて困ったことも特にないので。(40代/何もしていない)
ケアってしたほうがいい?しないとどうなるの?
肌と同じように、デリケートゾーンも老化していくことを知っていますか?
女性ホルモンの量が減るにつれて腟の乾燥などが進み、さまざまな悪影響を引き起こす可能性が。
肌のシミ・乾燥予防で日焼け止めや化粧水を塗るように、デリケートゾーンもしっかりといたわってあげましょう!
デリケートゾーンが老化すると……
◆膣が固く傷つきやすい状態に。セックスの際に痛みを感じる場合も
◆免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなるリスクが増加
◆外陰部の皮膚がたるみ、垂れ下がってしまう
正しいケア&NGケア
アンケートの中でも多かった、「ケアをしたいけど仕方がわからない」という答え。
なにか特別なことが必要なのではと思いがちですが、実はとっても簡単にできるんです!
積み重ねが大事なので、日々の生活の中に取り入れてみましょう♡
清潔にする
かゆみを引き起こす大きな理由が、雑菌の増加。
デリケートゾーンは排泄物で汚れやすいうえ、下着やパンツ、ストッキングなどを履くことで通気性が悪くなりがち。そのため、他のパーツに比べて雑菌が繁殖しやすいんです。
生理中はナプキンをこまめに取り替える、デリケートゾーン用のウエットシートを使用する、お風呂でしっかりと汚れを落とすなど、毎日のケアを大切にしましょう!
おすすめサニタリーグッズはこちら
ここに注意
清潔にしようとするあまり、腟の中まで洗うのはNG。雑菌の繁殖を防いでくれる“常在菌”まで洗い流してしまうため、かえって逆効果に。
洗うのは膣の周りまでに留めておきましょう!
デリケートゾーン専用ソープを使う
キレイにするために、ボディーソープを使って念入りにゴシゴシ……というのも実はNG。デリケートゾーンは皮膚が薄いぶん刺激に弱く、洗浄力の強いボディーソープを使うと常在菌が流れてしまうからです。
一方で、お湯だけで洗うと汚れを落としきれず、不衛生な状態に。
低刺激の専用ソープを使い、優しく洗ってあげましょう。固形せっけんを使う場合は、事前にたっぷりと泡立ててからが◎
前から後ろ(尿道側から肛門側)に向かって洗うと、腟に雑菌が入りにくいですよ♪
また、小陰唇(ヒダの部分)には垢がたまりやすいので、指の腹を使って丁寧に洗うのを忘れずに!
ここに注意
洗い流す際も、できるだけ刺激をしないように注意。
39度以下のぬるめのお湯で、こすらずに優しく洗い流しましょう。シャワーの水圧を下げるか、風呂桶を使って流すと◎
専用のアイテムで保湿する
顔や身体と同じように、入浴後に保湿をすることが重要。
ただし、ボディ用のものは刺激が強すぎる場合が。洗うときと同様に、デリケートゾーン専用のクリームやオイルを使用するようにしましょう。
より保湿効果を高めるタイミングは、バスタオルで身体を拭く前。
皮膚が濡れた状態で保湿をすると、ボディクリームの油分と水分が混ざって皮膚への浸透率が高まると言われています。
骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋とは、その名のとおり骨盤の下にある筋肉のこと。子宮や膀胱などを支える役割があります。
トレーニングを続けることで下半身の血行が促進され、さまざまなうれしい効果が期待できるんです♪
主な効果
- ホルモンバランスが整う! 皮膚の保水力UPで膣の乾燥対策に
- 膣の締まりがよくなる! 柔らかさ&弾力UPで炎症防止も
- ぽっこりお腹が改善! シェイプアップ効果も◎
詳しいトレーニング方法はこちら
あわせて読みたい