店外デートはトラブルの元!? まずはデメリットを知ろう!
「今度プライベートでデートしようよ」「もちろん、お金は払うしごちそうもするからさ」
ナイトワークのお仕事をしていれば、このように店外デートに誘ってくる男性と遭遇することがあります。
特に、何度も指名をもらうリピーターさんに言われると、
「信頼できる人だし、お金もくれるのなら……」「断ると、もう来てくれないかもしれないよね? 仕方ないからOKしようかな」
とお誘いを受けてしまう女性もいるかもしれません。
風俗店が店外デートを禁止する理由!
風俗用語で「店外」や「天蓋」などと表現される「店外デート」。
お店を介さずにお客様とこっそりデートをすることを指す言葉で、実際には金銭のやり取りをしてサービスを行うケースが多く、「裏引き」とも呼ばれています。
こちらの行為は多くの風俗店で禁止されており、破った際には罰則を科せられる場合がほとんどです。
お店にとってハイリスク・ノーリターン
店外デートに誘ってくる男性の中には、「純粋にデートを楽しみたい」という方もいるでしょう。
ところが多くの人は「本番行為がしたい」と考えているため、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性だってもちろんあります。
いくら女の子を守ることに力を入れているお店でも、目の届かない場所で何かあった際に対処するのは難しいもの。
万が一大ごとになれば、世間的な信用を失い営業が立ち行かなくなるかもしれません。
さらには、今まで通ってくれていたお客様が
「店外であの子に会えるし……。浮いたお金で別のデリヘルに行ってみようかな」
とお店を利用しなくなり、売上まで低下してしまうことに。
女の子にとっても、デメリットが多い行為!
本指名客が離れてしまうリスク
店外デートでは、今までよりもお金をかけずにお気に入りの嬢とプレイができるようになります。
すると、「お店に行く必要がないな」と考え出す男性がほとんどで、結果的に本指名客を失ってしまうことになりかねません。
男女関係のトラブルを招く可能性
プライベートで風俗嬢に会えるようになれば、「この子、実はオレに気があるんじゃ……」と勘違いしてしまう人もいます。
恋愛感情を抱かれた場合、ほかの男性と関わる機会の多いナイトワークを辞めるようにしつこく迫られたり、最悪の場合はストーカー化してしまうなんて可能性も。
身バレの危険性が高くなる
お仕事中は気を付けていても、プライベートでお出かけをすると、つい気が緩んでしまう女性も意外と多いもの。
例えば、自宅付近まで車で送ってもらった際に家まで付けられたり、席をはずしているタイミングで財布内の免許証を調べられたりと、個人情報がバレるリスクも高まります。
誘われたときの対処法! 店外デートの上手な断り方6選!
店外デートは断るのが吉! とはいえ、今後も指名をもらうためにも、なるべくやんわりと断りたいものですよね。
ということで、ここからは店外デートの上手なかわし方をご紹介していきます!
お店のルールで禁止されていることを伝える
【例】
「お店のルールで禁止されてて、バレるとクビになっちゃうんだ。そうしたら○○さんとも、もう会えなくなるから……。ごめんなさい」
最もシンプルでトラブルが起こりにくいと言われているのが、「お店が禁止している」ということを正直に伝える方法。
ほとんどの男性がルールの存在を知りながらも「あわよくば……」と誘ってきている可能性が高いため、すんなりと諦めてくれるパターンが多いかわし方です。
冗談っぽく笑顔で流す
【例】
「店外デートなんてしたら、○○さんのことを本気で好きになっちゃうじゃん! 私、割と重たい女だから、やめておいたほうがいいよー(笑)」
「はっきり断るのはちょっと苦手……」という女性にオススメなのが、こちらのテクニック。店外デートはしたくないとの意思表示はしつつも、相手を傷つけずに受け流しているのがポイントです。
お客様が「大丈夫、どんどん好きになって!」「重たい女性でも気にしないよ!」などと返してきた場合でも、「いやいや、やめておいたほうがいいって(笑)」と、笑顔で繰り返し伝え続けましょう。
よほどの鈍感でない限り、お客様はそのうち断られていることに気付き、店外デートのお誘いをやめるはずです。
昼職や学業など、私生活が忙しいことをアピール
【例】
「語学留学がしたくて、お金を貯めるために風俗のお仕事をしているの。プライベートの時間はその勉強に使いたいから、外で会うのは厳しいかな」
昼職や学業と両立しているために、デートをする時間が取れないということをアピールするのも1つの手。
「資格を取りたくて講座に通っている」や「仕事以外の時間は語学の勉強に使いたい」などの、より具体的なエピソードを交えると信じてもらいやすくなります。
その際に本当の理由を伝える必要はありませんが、自分がどのような嘘をついたのかはしっかりと覚えておくようにしましょう。
ロングコースやデートコースの利用をおねだり♡
【例】
「店外は、ダーメ♡ ……だけど、ロングコースで予約してくれたら外で一緒に過ごせるよ! 私も○○さんとデートしてみたいなあ」
食事やデートを楽しむことを想定した長時間のコースを設けているお店なら、そちらの利用をねだってみるとよいでしょう。
だいたいのお客様が「この子は店外で会う気はないのか」と諦めてくれるほか、実現した場合にはルールを破ることなくさらなる収入が得られることに!
場合によっては、ハッキリ「できない」と伝える
【例】
「昔、お店にバレてトラブルになったことがあって。だから、私はどんなに大好きなお客様に誘われても、外では会わないように決めてるんだ」
上記3つの方法を試してみても、空気を読まずにあの手この手で誘ってくる男性もいるかもしれません。
そのときは、「お店の外でお客様には会わない」とハッキリ伝えましょう。その際の明確な理由も考えておくことをおすすめします。
連絡先の交換がOKな場合、あとから断る方法も
【メッセージ例】
「店外デートの話だけど、スタッフさんに相談したらダメって言われちゃった……。バレたら○○さんも出禁になっちゃうかもしれないから、やめとこう」
もしもその場で断りきれなかった場合には、あとからメッセージで断るというテクニックもあります。
ただし、連絡先の交換自体がNGとされている風俗店も多いので、しっかりとルールを確認したうえで使うのが◎。
まとめ♡ それでもダメなら、NG対応にしよう
今回は、いろんなパターンでの断り方をご紹介しましたが、それでも聞き分けのないお客様もいるかもしれません。
その場合は、スタッフさんに相談してNG対応にしてもらいましょう。たとえ本指名さんが1人減ったとしても、快適にお仕事ができるほうが大切です。
自分で対処することが難しいと感じたときには、すぐにお店に伝えることをお忘れなく!