バニ子と一緒に歌おう♪高収入な絵描き歌!
絵描き歌の起源は“へのへのもへじ”?
「棒が1本あったとサ♪」と歌いながら、クレヨンや石ころで絵を描いた経験は誰しもにあるでしょう。「ない」という人、忘れているだけということにしておいてください。
絵描き歌とはそもそも江戸時代より伝わる「へのへのもへじ」などの文字絵を基盤とし、少年少女たちの創造性と感受性を育成することを目的として作られた知育ソングの一種です。嘘です。その起源は定かではありませんが、今もなおこうして「バニ子の絵描き歌」をはじめとした新しい絵描き歌が作られ続けているほど、日本人にとってポピュラーなものであることは確かでしょう。
ここで着目したいことは、「あっという間に」に秘められた可能性。棒や葉っぱや丸やハシゴやらで巧みにイラストを文字に起こしても、結局のところはその7音に集約するパターンは数多くあります。たとえばこの動画でも、バニ子が身にまとう複雑なドレスや靴を文字通り「あっという間に」表現してしまっていますね。これは画期的な発明ではないでしょうか。
そう、私たちはこうして「オチに困ったものでも無理くりまとめられるのだ」ということを育成されていたのかもしれませんね。あっという間に、それではここで。