写真を撮るのって楽しい! 私、写真が大好きー♪
ラボ子
でもいつも同じような撮り方になっちゃう。どうしたらいいかなあ?
ラボ子
コニバ
うーん。確かにせっかくなら、いろいろな写真を撮ってみたいよね。
コニバ
じゃあプロのカメラマンさんにアドバイスをもらってみよう!
わーい! 楽しみ!
ラボ子
映える写真は簡単に撮れる!
ということで、今回はバニラボ編集部のカメラマン、“やす”さんにお越しいただきました。
やすさんのプロフィール
やす
食べ物や小物などの“ブツ撮り”を得意とする、業界歴22年のベテランカメラマン。映える写真を求めては全国各地を飛び回り、あらゆるものにレンズを向ける。
彼曰く、「キレイな写真は意外と簡単に撮れる!」とのこと。
さっそく、プロのテクニックを教えてもらいましょう。
明るい場所をねらうべし!
やすさん、よろしくお願いしまーす!
ラボ子
やす
こちらこそよろしくお願いします!
ねえねえ、早速なんだけど、私のこの写真ってどうでしょう?
ラボ子
やす
お、キレイですね。フタを開けて撮影した点もグッド!
やす
でも、こうするともっと写りがよくなるよ。
わあ! 全然違う!
ラボ子
やす
ふふ。明るい場所は絶好の“映えスポット”なんだ。
アドバイス
- 食べ物の質感をハッキリ表現するために、明るい場所で撮影する。
- 太陽光や蛍光灯などの光を反射させて“照り”を出すと◎。
主役を決めるべし!
じゃあ次はコレを見て!
ラボ子
やす
しっかり真上から捉えているから、全体像がわかりやすい。イイ写真!
やったー!
ラボ子
やす
これを僕なりにアレンジすると……。
これは?
ラボ子
やす
ピンクのドーナツをメインに撮影したんだ。
やす
写真の主役を決めると、グッとしまった印象になるからね。
へー、すごい!
ラボ子
アドバイス
- 写真の主役は、一番気に入ったものをセレクト。
- メインとする被写体にピントを合わせて撮影する。
袋から出すべし!
ねえねえ、やすさん! じゃあこれは?
ラボ子
私、このおやつ大好きなんだー♪
ラボ子
やす
あ、僕もコレ好き! おいしいよね。
やす
ビニール袋の光沢を抑えて撮れているから、中のチョコもハッキリ見える! イイ感じの写真だよ。
わーい♪
ラボ子
やす
じゃあ今回は、ちょっと見せ方を変えて撮影してみるね。
おおー! 全然違う! すごく豪華!
ラボ子
やす
袋から出すだけでオシャレに見えるんだ。
アドバイス
- バランスがよく見えるのは、袋から半分だけ出した状態。
- 細かいモノは、まとめずに散らばせて配置する。
ギリギリまで近寄るべし!
やす
みずみずしく撮影できているね! とてもおいしそう!
うん、とってもおいしかったよー♪
ラボ子
でもこの写真、やすさんならどう撮るの?
ラボ子
やす
そうだなあ。僕ならこうしようかな。
やす
アップで撮ってみました!
すごーい! もっとおいしそう!
ラボ子
やす
大きく見えるだけで迫力が増すよね。
アドバイス
- ピントが合うギリギリまで近寄って撮影する。
- 写真の迫力を出したいときは、被写体が画面からはみ出てもOK。
斜めに構えるべし!
たくさんのドーナツ!
ラボ子
なんかいまいち上手に撮れないんだよなあ。
ラボ子
やす
じゃあ、とっておきの秘策を伝授するね。
確かにオシャレ! でもコレ、どんなコツがあるの?
ラボ子
やす
これは“右上がりの法則”を使って撮影してみたよ。
右上がりの法則?
ラボ子
やす
うん。実はオシャレな写真やイラスト、企業のロゴなど、人の目を引きたいものは『右斜め上』に傾いたデザインであることが多いんだ。
へー! 知らなかった!
ラボ子
やす
だからこの写真も右側を上に、斜めに撮影してみたよ。
おー! なんかプロっぽい! かっこいいー!
ラボ子
やす
えっへん(笑)。
アドバイス
- 困ったときは、バランスがよく見える“右上がりの法則”を使うと吉。
- 傾ける角度はおよそ45度。“真横での撮影”と“縦での撮影”の中間。
楽しみながら撮影しよう!
“やす”さんの撮影講座。いかがでしたか?
こうした撮影テクニックは、実はほかにもたくさんあるそうですが、一番大切なのは「楽しんで写真を撮ること!」なんだそうです。
それなら私は大丈夫。だって楽しく撮影してるもん!
ラボ子
コニバ
確かにラボ子ちゃん、本当に楽しそうだもんね。
ほら、見て見て! こんな写真も撮れちゃったー♪
ラボ子
コニバ
かわいい写真! すごいよ、ラボ子ちゃん!
よーし、じゃあ私もプロのカメラマンを目指すぞー!
ラボ子
コニバ
あらまあ、なんて大きな目標(笑)。