





予備軍もたくさんいる!?巻き肩はIT社会がもたらした怖い現代病
パソコンやスマホ、テレビゲームを覗き込むような姿勢で長時間使用すると、肩が耳の位置より前方に引っ張られた状態でコリ固まってしまうことがあります。これが現代病の1つ、巻き肩。
最大のデメリットは見た目の印象がとにかく悪いこと。肩が丸まることで、背中も自然と曲がり、胸もサイズ以上に小さく見え、さらにお腹も突き出ててしまうのです。
しかもその姿勢が続くことで、肩こり、頭痛、腰痛、乳房下垂、呼吸が浅くなるといった症状まで引き起こすことも……。



たった5分の簡単ストレッチ!大事なのは小胸筋をほぐすこと!
巻き肩は肋骨から肩甲骨をつなぐ小胸筋という筋肉が凝り固まって縮み、その力によって周りの筋肉が引っ張られることが主な要因。
まずは小胸筋を入念にストレッチして、次にその周りの筋肉もほぐしてあげることで予防と改善が見込めるのです。
要因がわかったところで、バニラボ編集部オススメの4つのストレッチを紹介します!
小胸筋ストレッチその1
小胸筋ストレッチその1 手順
① 壁の前で横向きに立ち、壁側の手を肩の高さまで上げて、肩より後ろの位置で壁に手をつく
② 右手をついた場合は、右足を1歩前に踏み出す
③ 胸の外側が伸びているのを実感できたら、そのままの体勢で20秒間キープ
④ 反対側も同様に行う


小胸筋ストレッチその2
小胸筋ストレッチその2 手順
① 両腕を背中側に回して手を組む
② 背中側で背伸びをするようなイメージで腕を伸ばす
③ できるだけ高い位置まで腕を上げ、これ以上は上がらないという高さで20秒間キープ


肩&肩甲骨周りのストレッチその1
肩&肩甲骨周りのストレッチその1 手順
① 右手は右肩に、左手は左肩に乗せる
② 前方向に10回肩を回す
③ 続けて後ろ方向に20回肩を回す


肩&肩甲骨周りのストレッチその2
肩&肩甲骨周りのストレッチその2 手順
① 壁の正面に立ち、両手を肩の高さまで上げて壁に手をつく
② 片足を1歩後ろに引き、ゆっくりと腰を落として肩周りの筋を伸ばす
③ 筋が伸びきったと思う位置に到達したら、そのまま20秒間キープ


毎日継続することで美姿勢に!普段の生活にも注意を払おう!
巻き肩が改善されると、見た目の印象は一変。背中がまっすぐになり、胸もサイズ以上に大きく見え、お腹も自然と引っ込みます。こんなに魅力たっぷりの美姿勢が毎日たったの5分の努力で手に入るなら、絶対に試してみたいですよね!
もちろんストレッチだけではなく、普段からパソコンやスマホを使ったりテレビゲームをするときは、1時間に1回は休憩や軽いストレッチをしましょう。また寝るときの姿勢が横向きの人も巻き肩になりやすいと言われているので注意が必要ですよ。


