




患者数は1,000万人以上!気象病に苦しんでいませんか?
雨の日や雨季、もしくは台風が接近すると、決まって体調が悪くなる。そんな方は、もしかすると気象病の疑いがあるので注意が必要です。
気象病の主な原因は、気圧の変化による自律神経の乱れ。日本人の約10人に1人が、この病に苦しんでいると言われています。
自律神経の乱れって何?
人は内臓の働きや血液循環、体温のコントロールなどを自分の意思で行えません。なぜかというと、身体に備わった自律神経が自分の意思とは無関係に24時間働き、それらを行ってくれるからです。
自律神経は車で例えるところの、アクセルの役目をする交感神経と、ブレーキの役目をする副交感神経の2つからできていて、そのバランスが保たれることが重要。しかし、交感神経は肉体や精神の疲労、またはホルモンバランスの乱れが原因で、ときに暴走を起こします。すると自律神経のバランスが崩れて、頭痛やめまい、吐き気、倦怠感などの症状を引き起こしてしまうのです。




心と身体にゆとりを!副交感神経を高めよう!
では、どのようにすれば自律神経の乱れは改善されるのか?
答えは意外と簡単。暴走した交感神経と同じくらい、副交感神経の働きを高めるのです。ブレーキの役目というだけあって、心と身体をリラックスさせてあげましょう!
副交感神経を高める方法の一例
・十分な睡眠
・入浴
・音楽鑑賞や読書
・仲のいい友人と会話
・ヨガやストレッチ、ウォーキングといった適度な運動
・楽なファッション
・ストレス緩和効果のあるGABAを多く含む食材を摂取(緑黄色野菜、果物、乳製品など)




気圧と耳は深い関係!血行促進で気象病が治る!?
また、われわれ人間は耳の奥に気圧センサーが備わっています。しかし耳周りの血行が悪くなると誤作動してしまい、気象病を引き起こす場合があるのです。
血行を促進するマッサージをするだけで症状が改善する場合があるので、ぜひ試してみましょう!
耳の血行促進マッサージ
・親指と人差し指で耳を掴み、上、横、下方向に5秒ずつ引っ張る
・耳輪(耳上部の縁)と耳たぶをくっつけるように折り曲げて、5秒間キープする
・手のひらで耳を覆い、円を描くように5回回す


