身体の不調の原因に!?夏場の冷えにご用心!
最高気温が30度超えの真夏日も珍しくない日本の夏。
「ギラギラの日差しで外は暑い……けど、電車や職場、学校の中はクーラーがキンキンに効いていて寒い!」と、外と中との気温差に悩む時期でもあります。
5度以上の気温差がある場所の行き来を繰り返すと自律神経の乱れにつながり、冷房病(クーラー病)とも呼ばれる不調の原因に。
夏の時期だけ体調がすぐれないと感じる方は、室温を上げて気温差を小さくしてみましょう!
冷房病の主な症状
- 食欲不振
- 頭痛・腰痛
- 肩・首のこり
- 身体のむくみ
- だるい・疲れやすい
- 生理痛の悪化・月経不順
- 寝つきが悪い・眠りが浅い
簡単ですぐにできる!オススメ冷房対策3選
とはいえ公共の場やオフィスで室温を調節するのはなかなか難しく、身体を冷やしてしまう場合も。
ストールを持ち歩いたり、温かい飲み物を飲んだりすることで対策をする方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プラスして知っておきたい冷房対策に役立つポイントをご紹介していきます!
“首”と背中を温める
ストールを羽織っているけど、それでも寒い……というときに意識したいのが温める部位。
肩や二の腕を覆うだけでなく、太い血管が通っている首の付け根や肩甲骨の間も一緒に覆うと、更に高い体温上昇効果が期待できます♪
同様に手首・足首にも太い血管が通っているので、リストバンドや靴下との併用も◎
また、ストールの素材は吸湿性・放湿性に優れたシルク(絹)やリネン(亜麻)がオススメ。
水分を吸いやすく乾きやすいので、汗をかいても身体が冷えにくいですよ♡
シルク素材のメリット
- 紫外線カット効果が抜群! 日よけにも使える♡(※商品によっては変色の可能性も。変色防止加工済のものを選ぶと◎)
- 抜群の肌触り。人間の肌に近い成分なので、敏感肌でも安心♪
リネン素材のメリット
- 汚れにくい&汚れが落ちやすい! 普段使いにピッタリ◎
- 洗濯をしても傷みにくい! お手入れも楽ちん♪
足指じゃんけんストレッチ
血行を促進させ、冷えがちな下半身を温めてくれるのがこちらの足指じゃんけんストレッチ。
足の指をグー・チョキ・パーの形に動かすだけなので、電車の中やオフィスでも座ったままこっそりできちゃいます♡
同時に足先の筋肉を鍛えられるため、扁平足や外反母趾の改善にも◎
足指じゃんけんストレッチの方法
- グー……足の指すべてをギュッと内側へ。
- チョキ……親指は外側に、他の4本の指を内側に折りたたむ。
- 逆チョキ……チョキと反対に、親指は内側へ。残りの指を外側に反らせる。
- パー……足の指すべてを大きく開く。
つま先&かかと立ちストレッチ
同じく下半身の温めに役立つ、つま先&かかと立ちストレッチ。
大きな動きは不必要&立ったままできるので、椅子に座れないシチュエーションでも大丈夫!
また、体幹を鍛えられるため姿勢改善の効果も期待できます♪
つま先&かかと立ちストレッチの手順
- つま先立ちをしたまま10秒間キープ。
- ゆっくりと地面にかかとをつけ、5回繰り返す。
- つま先を浮かせ、かかと立ちをして5秒間キープ。
- ゆっくりと地面につま先をつけ、5回繰り返して終了!
毎日の積み重ねも大事!普段の生活で冷え対策!
「寒い」と感じてから対処するほかに、基礎代謝を上げて、そもそも冷えにくい身体を作ることも重要。
以下のポイントを普段の生活の中で意識して、夏の“冷え”に負けない身体を手に入れちゃいましょう♡
冷えにくい身体を作る! 主なポイント
◆朝食をしっかり食べる
……食事を摂ると睡眠時に低下した体温が上昇するため、基礎代謝の向上につながります。
また集中力アップなど、午前中のパフォーマンスを上げる効果も期待できるんです♡
◆肩まで湯船に浸かる
……シャワーのみだと身体の芯まで温まらず、基礎代謝低下の原因に。
眠る1時間~2時間前の入浴を目安に、5分~10分程度肩まで浸かるのがオススメ!
◆冷たい飲み物や食べ物は寝る前に摂らない
……入浴後に汗をかくと冷たい飲み物やアイスクリームが恋しくなりますが、ぐっと我慢。
胃腸が冷えてしまうため、眠る直前は常温の飲み物で水分補給を心がけると◎
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