バニラボ編集部が厳選!エロ怖~い話5選!
エロ怖い話 其の一 ~真っ暗な道~
その日は、いつも予約してくれる常連のAさんの家にお仕事しに行きました。楽しく接客して、ドライバーさんの車で事務所に。帰りは夜中だったこともあって、外は真っ暗。「今日も疲れたな」なんて思いながら、後部座席でスマホ片手にのんびりと。すると対向車のライトで社内が一瞬明るくなって、そのとき「えっ!?」って……。
バックミラーにAさんの笑顔が映ったような気が……。でもそんなわけないし、そもそも車の中には私とドライバーさんだけ。「見間違いかな」と特に気にしなかったんです。また、車内が明るくなっては、バックミラーにAさんの笑顔。その後も対向車が来るたびにAさんの顔が映るんです。さすがに怖くなって、ドライバーさんに聞いてみると、
「はは、りさちゃんなに言ってんの? 見間違いに決まってんじゃん!」
そ、そうだよね。見間違いだよね。と自分に言い聞かせ、もうバックミラーを見るのをやめたんです。そして、事務所に到着。待機所に置いてる私物を持って、再度車に乗り、今度は自宅まで送迎。しかし、そこでも同じ現象が。バックミラーにいるんです、Aさんの顔が……!
きゃ~~~~~~!!!
もう心臓バクバク。とりあえずコンビニに降ろしてもらって、お酒やおつまみを購入したとき、そこにもいたんです、Aさんの笑顔がッ……!
と同時にこの現象の謎が解けました。よく見ると、私のスマホの裏に、バックミラーで見た笑顔のAさんがいるではありませんか。解像度の超いい最新のプリクラ写真で……(笑)。そうなんです。私のスキを見て勝手に貼ってたんですよ。それがライトに反射して、うまい角度でバックミラーに映っていたんです。
タネがわかれば、なんてことないんですけど、ホントにビビった~。後日、Aさんにはいつも以上に激しく、アナルを責めてお仕置きしました。
あ、私、M男専門のデリヘル嬢なんで♡
エロ怖い話 其の二 ~太客~
私が現役ソープ嬢だったことの話なんですけど、半月に1回のペースで来てくれるHさんというお客様がいました。ルックスも冴えないし、太ってたし、正直タイプじゃない。ただ定期的に来てくれるし、ロングコースだったし、いわゆる太客としての認識しかありませんでした。
でも向こうは私のことがすごくタイプだったそうで、来店するたびに熱烈アピールが(笑)。あまり相手にしませんでしたけど、気も利くし、優しいし、嫌いじゃなかったから熱烈アピールがあってもNGにはしなかったんです。
ただ、いつの頃からかHさんからの指名がなくなり、ピタリと来なくなったんです。スタッフに聞いたら、そもそもお店に来なくなったって。2年くらい通ってくれていたから、少しは寂しい気持ちがあったけど、じょじょににHさんのことは忘れていきました。
その後、私も20代半ばになって、ソープを卒業して昼の仕事に就きました。ある日、合コンに参加したんです。テンション上げて、居酒屋に行ったのをよく覚えています。
いざ、合コンに行くと、私の超タイプのイケメンが! しかも話も合うし、とても楽しく過ごして、付き合うまでトントン拍子で進みました。
そして、迎えた初めての夜。お互いに裸になって……まではよかったんですけど、衝撃的なことが起こりました。
きゃ~~~~~~!!!
実はその彼、あのHさんだったんです!
見た目がガッツリ変わっていたんで、まったく気づきませんでした。ただ、オチンチンだけは変えることはできなかったみたい。特徴的な仮性包茎の皮、竿にあるホクロ、異常に大きなキンタマ袋。何度もフェラをしたので覚えちゃってたんです。
たまたまなのかはわかりません。でもお店に来なくなって、5年は確実に経ってるから、偶然だとは思います。偶然じゃなきゃ、ちょっと怖いですよね。
ちなみにHさんは今の旦那♡ 付き合ったときにHさんって名前が偽名だったことと、彼の名字を初めて知りました。私も源氏名じゃなく、本名が言えてよかった♡
私が元涼子ってことはバレてない……と思います(笑)。
エロ怖い話 其の三 ~映るもの~
私が働いてるお店の人気オプションが写真撮影。コースの時間分、撮影し放題だからすごく人気で。中には自分のガチカメラを持ってくる方もいます。
その日も新規のお客様が来て、写真オプションが入りました。少し幸の薄そうな感じの雰囲気を持ったお客様って印象でした。
最初は私が際どいポーズをして、撮影する感じだったんですけど、お客様も一緒に入りたいとリクエストが。一緒にになっていろいろ撮ったから、プレイ後に2人で見る流れに。
「うまく撮れてるねー」「これ、超エロい」とか他愛のない話で盛り上がってました。でも見ていくにつれて、なんか違和感が……。
2ショットの写真を見たとき、お客様の周りにだけ白くて丸いものがたくさんあるんです。私には1つもないのに……。
「これ、なんだろ」と思いながらも、見ていくとお客様が1人で写っている写真が。そこで、見てしまったのです!
きゃ~~~~~~!!!
白くて丸いものにまみれたお客様の姿がッ! これって心霊写真にある“オーブ”ってやつじゃ……。ていうか、たぶんそう。大きなオーブが顔にかかって、顔の半分がブレてしまい、気持ちいいことをしているのに苦しんでいるような表情になってしまっていたのです。
さらにお客様は「あ、またオーブだ。よくあるんだよね」と、至って普通。それが余計に恐怖を倍増させました。
それからも量は違えど、どの写真にもオーブが映り込んでいました。ただ、もう1つ理解できない現象が起こっていました。
どのオーブもオチンチンを隠しているんです。まるでモザイクのように……。それがあったから、少し怖さは半減したけど、あの量のオーブは尋常じゃなかったです。シンプルに怖かった。
エロ怖い話 其の四 ~予言者~
そのお客様と会ったのは私がお店で働き始めて、一週間くらいのときでした。スラッとした紳士的なおじさまで、なにかミステリアスな雰囲気を持つ方でした。楽しく会話しながらプレイして、少し時間が余ったからいろいろお話していたんです。すると、お客様が
「のぞみちゃんは、2人姉妹だね」「昔から、ぬいぐるみを集めるの好きだよね」「飲食店で働いたことあるでしょ」
って断定して言ってくるんです。しかも全部正解。
でも、明るく言ってくるから「すごーい! なんでわかるんですかー?」くらい軽く返していたんです。でも、そのあとお客様が少し真面目な顔になってこう話しました。
「地震が来そうだね」「大きな火事が起きて、何人か犠牲になる」「中学校のイジメ問題でニュースになる」
今度はさっきとは態度が違って、不吉な話をし始めたんです。私も「もう、怖いですよ」ってごまかしたけど、さっきのこともあるし、ちょっと顔が引きつってたかも。それを知ってかお客様が
「あ、ごめんね。でものぞみちゃんは大丈夫だから安心して」
という言葉を最後にもらって、別れたんです。しかしその一ヶ月後、とんでもないニュースが……。
朝のニュースで「地震が来た」
昼のニュースで「火事が起きて、数名が犠牲」
夜のニュースで「中学校のイジメ問題が発生」
「え!?」って最初は整理が追いつかなったんですけど、何度もニュースを見ているうちにとある共通点に気づいてしまった。
きゃ~~~~~~!!!
この3つの事件や事故、すべて私の地元で起こったことだったんです……!
腰が抜けて、ヘタリと座り込んでしまいました。あのお客様は一体、何者だったんでしょうか。なぜ未来のことがわかったのか、なぜ私のことがわかったのか……。
もうそれ以来、そのお客様はお店に来ることはありませんでした。
ただ、ホームページにある私のプロフィールにはガッツリ、私の趣味や前職、兄弟構成、出身地が書いていました。もちろんウソの。
そうなんです。そのお客様はあくまで“のぞみ”としての私のことを予言していたんです。
とはいえ、ニュースの内容は当たってはいたんですけど……ね~。こぇ~~~
エロ怖い話 其の五 ~シーツ~
それが起こったのは、女の子の中でもウワサになるほど、ボロくて古いホテルの一室でした。お客様と部屋に入った瞬間から、なにか薄気味悪い感覚はあったんですけど、ま、いっかくらいの軽いノリで、プレイを開始しました。
そのお客様はイケメンで、テクニックが超すごくて、いつも以上に潮吹きしちゃって……♡ シーツがビチョビチョになっちゃいました。
「下のベッドまで、湿ってたらどうしよう、恥ずかしいな」って思って、お客様と一緒にシーツを取ってみたんです。すると、そこに……
きゃ~~~~~~!!!
真っ赤な痕があったんです……!
何年も前のものじゃななく、明らかに最近ついたと思われる真っ赤さ。
きっと、生理のだよね。生理のだよね……。お客様と見なかったことにして、そそくさとその部屋をあとにしました……。
それ依頼、そのホテルに行くのをNGに。ほかの女の子には怖くて言えてません。
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