



男のこだわりが凝縮されるもの、それが腕時計!
女性がアクセサリーを身につけるように、男性にとって欠かせないファッションアイテムが腕時計。特に、名門ブランドの腕時計はその人の地位や収入を象徴するものとして扱われています。
当然、腕時計を褒められることは男性にとって格別にうれしいもの。褒めて印象爆アゲしちゃいましょう!
これだけ覚えておこう!腕時計の基礎知識
まずは簡単に時計の種類やパーツについて説明します。とはいえ、全部しっかり覚える必要はなし。なんとなく覚えておけば十分です。
腕時計のパーツと名前
時計の種類
時計の種類は、機械の部分=ムーブメントがどのようにして動いているのかによって分けられます。
時計の種類
- 自動巻き…腕時計を身につけている間に、身体の動きに合わせて自動的にゼンマイが巻き上がるよう設計されているタイプ
- 手巻き…リューズを回し、手動でゼンマイを巻くタイプ
- クオーツ…水晶でできた、電池で動くムーブメントを採用している時計のことで、もっとも広く普及している。日本のセイコーが発明した
文字盤の種類
文字盤の種類
- アナログ時計…針で時間を指し示す、もっとも一般的な時計
- クロノグラフ…ストップウォッチ機能の付いた時計。文字盤に時間以外の目盛りがある。
- デジタル時計…液晶パネルに数字で時間を表示するタイプ


ブランド別!上手な褒め方実践編
さて。腕時計のラインナップは星の数より多いのでは? と疑いたくなるほど。「人気モデルだけでも……」なんて思っていても、覚えきれるはずがありません。
そこでおすすめするのが、ブランド(メーカー)の特徴だけ抑えること。なぜなら、時計はブランドが命だから。



ここで「○○の時計だ!すごーい!」「高そうな時計ですねー」と褒めるのも良いですが、
ブランド”ならでは”のポイントを褒めて、オジサマが自分から話したくなるキッカケを作ってみましょう。

これなくして語れない!時計界のキングオブキング
まずはこのブランド。持っている人も多いので、必ずおさえておきましょう。
「ROLEX(ロレックス)」/スイス
世界でもっとも有名で、高級時計の代名詞にもなっている「ROLEX」。まったく腕時計に詳しくない人でも、名前くらいは聞いたことがあるのでは?
洗練されたデザインと丈夫で故障の少ない安定性、使いやすさを備えた、時計界の王道です。
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★褒めポイント★
就職の記念に、地位を得た証に……と人生の節目で購入することの多い「ROLEX」。ちょっと背伸びして買っちゃった、という人も多いので、素直に「その時計、すごく似合っていますね」と褒めるのがおすすめ。
本当のお金持ちはこれを持ってる!時計界の5大ブランド
時計界にはもっともステータスの高い「3大ブランド」に位置づけられる名門ブランドがあります。そこに匹敵する2ブランドを加えて「5大ブランド」とすることも。
「Patek Philippe(パテック・フィリップ)」/スイス
「これを手に入れたら、もうコレクションは終わり」と言われる時計界の最高峰。1839年創業の老舗で、アンティークはウン千万円するとの噂……。
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「Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)」/スイス
人気アーティストや今をときめく起業家がこぞって集めるイケイケブランド。と言っても、創業は1875年なので、とっても伝統あるメーカーです。
創業以来ずっと家族経営を続けているので、経営者にとっては縁起がよいとされているのも人気の秘密なのだとか。
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「VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)」/スイス
1755年創業の超老舗。複雑な機構が得意な技巧派メーカーで、まるで芸術品のように美しい時計をたくさん送り出しています。
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A.ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)/ドイツ
時計ブランドの老舗といえばスイスがほとんどですが、こちらはドイツのメーカー。派手さはありませんが、堅実な時計作りに定評があり、これぞ大人の時計と言うべき逸品揃い。
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ブレゲ(Breguet)/スイス
パリ発のブランドで、”時計の歴史を200年早めた”と評される天才。超絶技巧派。
あのマリー・アントワネットも顧客だったそうな。
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★褒めポイント★
5大ブランドに手を出すということは、真の時計好き。時計そのものの美しさを褒めながら、「すごく上品なデザインですね」など品格の高さを褒めるのがベストです。
シンプルだから奥深い!機能美にこだわる堅実派
ロレックスや5大ブランドに比べると価格はリーズナブルですが、端正なデザインと高い技術力が人気の堅実派メーカーがこちら。
「オメガ(OMEGA)」/スイス
ロレックスと並ぶ時計の代名詞。世界初の月面着陸にも同行した高い技術力がウリで、その品質はトップクラス。
20代では「高級時計デビューなのかな?」という印象を受けますが、40代以上でこれを持っている人は、かなりのこだわりを持って選んでいるハズです。
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「オリス(ORIS)」/スイス
品質に定評のある完全スイスメイドのブランド。クラシックなデザインが上品で、シンプルながらもひと目でオリスとわかる特徴を備えています。時計愛好家からの評価も◎。
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「グランドセイコー(Grand Seiko)」/日本
日本メーカーのセイコーが作る、国産時計の最高峰。真面目な印象が強いことから、国内ではサラリーマンの時計と思われがちですが、海外では高い技術力で日本以上に人気があります。
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★褒めポイント★
堅実な時計を持つ人は、控えめながらも真面目な人。「仕事がデキる人の時計って感じがしますねー」など、時計を通じて人柄を褒めると、喜ばれそうです。
クロノグラフが大人気!スポーティ派の定番ブランド
ストップウォッチ機能の付いたクロノグラフはさまざまなメーカーから発売されていますが、ブランド自体の代名詞がクロノグラフと言えるのはこの2ブランド!
「ブライトリング(Breitling)」/スイス
「時計ではなく計器」を理念に掲げるほど、クロノグラフ・ストップウォッチの技術に高いプライドを持つメーカー。耐久性が高く、ゴツく厚みのあるデザインで、いかにも”男の腕時計”という印象です。
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「タグホイヤー(TAG Heuer)」/スイス
デイリーに使えるスポーツウォッチの定番として名高いタグホイヤー。モーターレースとの縁が深く、公式ウォッチに採用されています。
比較的安いので入手しやすいせいか、”若い子向け”の印象もありますが、大人が使っても渋いワンランク上のアイテムも。
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★褒めポイント★
レース、スポーツ、パイロット……クロノグラフが与えるイメージは、男が憧れる男。「かっこいい!」というシンプルな言葉が、一番刺さるはずです。
歴史と技術がすごい!通好みの老舗ブランド
この時計を持っていたら、かなりの時計マニア!
「ジラール・ペルゴ(Girard-Perregaux)」/スイス
世界で4番目に古く、セイコーと同時期にクオーツの開発に成功するなど、技術の最先端を走ってきたメーカー。技術力の高さに定評があり、とにかくマニア受けがよい。
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「ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)」/スイス
数々の名門ブランドにムーブメントを提供してきた歴史を持つ「本物の技術派」。真面目な職人気質のメーカーで、派手さはないものの、品が良くこだわりの強いイメージがあります。
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★褒めポイント★
時計マニアからの熱い支持を受けるブランドは、知る人ぞ知るアイテム。時計の話題を振ってくれるだけでも嬉しいので、「この時計、初めて見ました!どこの時計なんですか?」など、”教えてモード”に入ると熱く語ってくれるハズ!
ファッション性の高さが光る!ジュエリーブランド
世界的ジュエラーの高級腕時計も人気のアイテム。ファッション性と機能美を兼ね備えたデザインが魅力です。
「カルティエ(Cartier)/フランス」
それまで女性のファッションアイテムだった腕時計を、世界で初めてメンズに持ち込んだのがカルティエ。実は時計メーカーとしても、とても歴史があるんです。
現代的なスポーツウォッチからクラシックなものまで、シーンに合わせたシリーズ展開をしています。
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「ブルガリ(BVLGARI)」/イタリア
バブリーなイメージの強いブルガリですが、最近はグッと洗練された印象に。大人の男性にも支持されるブランドになりました。
ひと目見ればわかる主張の強いデザインで、強めファッションの人に好まれる傾向があります。
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★褒めポイント★
このカテゴリのブランドは、女の子が知っていてもおかしくない名前ばかり。「あ!カルティエだ!」などと、ブランド名を出しても大丈夫。その際は、「憧れてます♡」感を前面に出して。
デザインで違いをアピール!個性派ブランド
時計のデザインなんてどれも同じじゃない?と思っているあなたも、このブランドを見ればすぐにわかるハズ!
「フランクミュラー(FRANCK MULLER)」/スイス
個性的な文字盤デザインが有名なフランクミュラー。1992年創業とかなり新しいメーカーながら、人気と知名度はトップクラス!
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「ウブロ(HUBLOT)」/スイス
比較的新しいブランドながら、人気とステータスは名門ブランド並み。デザインの幅が広く、種類も豊富。スポーツ選手の愛好家も多いことで有名です。
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★褒めポイント★
これらのブランドを選ぶ人は、スーツや靴、かばんなども人とはちょっと違うハイセンスなアイテムを持っている傾向が。「おしゃれ」と言われるのに弱いハズなので、「すごくおしゃれ!かっこいい!」と見た目をベタ褒めするのがおすすめです。

