色の力を借りてヒーリング!カラーセラピーの基本
“色の効果”と聞けば不思議に感じるかもしれませんが、「赤と青、心が落ち着くのはどっち?」と聞かれたらピンとくる人も多いのでは。
赤やオレンジなどの暖色を見ると、活動時に働く交感神経の働きが優位になる一方、青や緑などの寒色は、リラックス時に働く副交感神経の働きを優位にさせると言われています。
こういった色そのものの力や、色に抱くイメージを利用して行うヒーリングがカラーセラピー。
自分の心のバランスを整えて、お悩み解決に役立てちゃいましょう♪
カラーセラピーの前に!心の状態を簡単に調べよう♡
とはいえ「自分の悩みがわからない」「悩みなんてない」と感じている人は、どんな色を選んでいいのかわからないかもしれません。
プロのカラーセラピストの診断を受けて深層心理を掘り下げていく方法もありますが、今回は簡易的なセルフチェックをご紹介☆
方法は簡単! 下の11色の中からひとつ、好き嫌いは考えずに「これだ!」と直感で選んでタップするだけです。
お悩みだけでなくポジティブな心理状態も知ることができるので、みなさんぜひ試してみてください♡
◆赤/「情熱」「エネルギー」「太陽」「炎」「怒り」「争い」のイメージ
ポジティブな心理
目標を達成しようと、やる気がわいてはいませんか? 変化を望んでいる・新しいことへチャレンジしたい気持ちがあるなど、行動を起こしたいときに選びやすい色だと言われています。
また非常に目立つ色でもあるため、何かを主張したい思いやリーダーシップを取りたい気持ちもあるのかもしれません。
ネガティブな心理
一方で、イライラすることが増えた・心にもやもやを感じているときにも、赤色に惹かれやすくなっています。
がんばりすぎて疲れてしまっている可能性もあるので、ゆっくりと身体を休めたり趣味の時間を増やしたり、リラックスの時間を大切にすると◎
◆ピンク/「愛情」「幸福」「かわいさ」「優しさ」「幼さ」「繊細さ」のイメージ
ポジティブな心理
恋愛に夢中になっている、もしくは幸せを感じている。誰かを愛したい・優しくしたい気持ちがあるときは、ピンク色に惹かれやすくなります。
また、女性らしさやかわいさを象徴する色でもあるため、「かわいくなろう」と美容への意識が高まっている可能性が。
ネガティブな心理
人を愛したいと思う反面、誰かに愛されたい・甘えたい気持ちが強くある場合も。人恋しいと感じる瞬間はありませんか?
まずは自分自身を愛することを意識してみましょう。自分のいいところを探し、認めてあげることが大切ですよ♪
◆オレンジ/「暖かい」「陽気」「社交的」「楽しさ」「楽観的」のイメージ
ポジティブな心理
暖かく、陽気なイメージを持つオレンジが気になるときは、“楽しむ”こと全般に惹かれている傾向があります。
仕事や趣味の結果を出すために前向きになっていたり、人間関係を深め・広げたい気持ちが強くなっていたりするのでは。
ネガティブな心理
人と関わりたい気持ちが強くなりすぎると、スケジュールが埋まっていない状態が不安に感じる場合も。
現実・SNS問わず人間関係に依存気味になっている傾向があるので、1人で過ごす時間・自分のために使う時間を大切にしてあげると◎
◆黄色/「光」「希望」「好奇心」「知識」「危険」「緊張」のイメージ
ポジティブな心理
光を連想させる黄色。明るく元気な気持ちや幸福感が高まっているときに選びやすい色だと言われています。
また好奇心を司る色でもあるので、何かを学びたい・知りたいという知識欲を強く感じているのかもしれません。
ネガティブな心理
“注意”の標識に使われるほど人目を引く黄色は、「目立ちたい」心理に作用します。「自分を見てもらえない」と、孤独感を抱くことはありませんか?
一旦気持ちをリセットして、ほかの物事に集中する時間を作ることを意識してみましょう!
◆緑/「自然」「癒やし」「平和」「受動的」「優柔不断」のイメージ
ポジティブな心理
緑色に惹かれた人は、木々や自然の“癒やし”のイメージに共感しているのかもしれません。
誰かを支えたり、人と人の間に立ったりすることはありませんか? 人間関係のバランスが取れる安定した心理状態のため、相手と良好な関係を築くことができそうです。
ネガティブな心理
人間関係を取り持つ中で、自分の意見を言えなくなっている場合も。
ほかの人の意見に流されてしまったり、つい遠慮してしまったり……ということがあれば、勇気を出して自分の意見を提案することも考えてみましょう♪
◆ターコイズ(青緑)/「爽やか」「海」「自由」「柔軟性」「開放的」のイメージ
ポジティブな心理
透きとおった海を思い出させるターコイズカラー。開放感のある“自由”さや、水の“柔軟性”のイメージを持つ色です。
周りの変化を受け入れやすく、コミュニティに馴染むことが上手な一方で、しっかりと「自分らしさ」も大切にしている意思の強さがあるのでは。
ネガティブな心理
反対に、“自由”なイメージに憧れ「自由になりたい」「自分らしく過ごしたい」と考えているのかも。
環境や対人関係など、何かに束縛されていると感じることはありませんか? 積極的にターコイズカラーを身に着けてみましょう♡
◆青/「冷静」「誠実」「知性」「信頼」「悲しみ」「冷たさ」のイメージ
ポジティブな心理
冷静で穏やかな心理状態のときに選びやすい青色。自分の感情をコントロールするのが上手で、物事を客観的に見ることができる時期です。
集中力アップの効果を持つ色でもあるので、ひとつの物事に対して力を入れて取り組もうとしているのかも。
ネガティブな心理
冷静さ・慎重さを強く持ちすぎると「本当の自分をわかってもらえないのでは」と、自分の気持ちを話すことが苦手に感じてしまうことも。
その結果、ストレスを溜め込みやすくなっている可能性があります。信頼できる相手に思い切って打ち明けてみましょう☆
◆紫/「神秘的」「高貴」「優雅」「スピリチュアル」「不安」のイメージ
ポジティブな心理
最近、映画やドラマを観て泣いてしまったことはありませんか?
紫が気になるときには、感受性が高まっている傾向が。読書や映画鑑賞、もしくはクリエイティブなことに挑戦をするのに向いています。
ネガティブな心理
紫色はヒーリング効果が高い色でもあるので、自分を癒やしたいという気持ちが高まっているのかも。
睡眠不足や、心や身体が疲れている可能性があります。じっくりとお休みする時間を大切にしてみてください♪
◆茶/「ぬくもり」「安定」「堅実」「生命」「地味」「退屈」のイメージ
ポジティブな心理
家具などに使われることも多く、見る人に安心感を与える茶色。心理的にも安定していて、周りの人との関係を上手に築きやすい状態です。
また、堅実さを表す色でもあります。目標をかなえるため、影でコツコツと努力を積み重ねているところではないでしょうか。
ネガティブな心理
“安定”や“堅実”を求める思いが強すぎると、新しいことへの挑戦をためらいがちに。
「努力をしているのに、思った結果が出ない」と悩んでいる場合は、思い切って違う環境や手段に目を向けることを意識してみると◎
◆黒/「クール」「威厳」「神秘」「自信」「不吉」「恐怖」のイメージ
ポジティブな心理
何色にも染まらない黒。自分の中に、どうしても貫きたい気持ちがあるときに選びやすい色だと言われています。
ほかの意見に左右されたくない・人と差をつけるためにがんばりたいという強い信念が心にあるのではないでしょうか。
ネガティブな心理
一方で黒は、“夜の闇”や“恐怖”など、マイナスイメージも多く持つ色です。
プレッシャーを感じていたり、強い不安を抱えていたりはしませんか? 1度、肩の力を抜いてゆっくりと自分の心と向き合う時間を作ってみてください!
◆白(クリア)/「神聖」「無垢」「潔癖」「純粋」「無」「冷たさ」のイメージ
ポジティブな心理
心機一転、自分をリセットしたいときに選ばれやすい白色。
新しいことを始めたい・転職や引っ越しなどで周りの環境を変えたいという前向きな気持ちがあるのかもしれません。
ネガティブな心理
白色を「汚したくない」と感じるように、「失敗したくない」と自分に完璧を求めてはいませんか?
「失敗か成功か」ではなく、がんばれたことや気づいたこと・学んだことを探して、自分を褒めてあげましょう♪
〇〇なときにはこの色!お悩み別オススメカラー
「明るく元気な気持ちのときに黄色を選びたくなる」ということは、裏を返せば、黄色を近くに置くと「落ち込んだ気持ちが明るく元気に」変わりやすくなるということ。
疲れが取れない、無性に寂しい、やる気が起きない……などのお悩み解決にぴったりな色を取り入れ、日々のストレス解消につなげてみましょう♡
自分についての悩み
- イライラしてしまう
……青・茶 - 疲れが取れない
……緑・紫 - 挑戦が怖い・やる気が出ない
……赤・黒 - プレッシャーや不安がある
……青・紫 - 自分に自信がない
……赤・白 - 集中できない
……黄・ターコイズ
人間関係の悩み
- 愛されたい・寂しい
……ピンク・オレンジ - 人に流されてしまう
……黄・黒 - 自分らしさを出せない
……オレンジ・ターコイズ - 関係がぎくしゃくしてしまう
……ピンク・白