ホテヘルとデリヘルの共通点
風俗のお仕事にはさまざまな業態があります。
その中でも特に多いのが「ホテヘル」と「デリヘル」。ではこの2つには、それぞれどんな特徴や違いがあるのでしょうか?
まずは共通点から解説しましょう。
その1:お客様の元へ出向く
店舗内で接客を行うソープランドや店舗型ヘルスなどとは異なり、ホテヘルとデリヘルは女性がお客様の元へ出向いて接客をします。
その2:提供するサービスの範囲
ホテヘルは「ホテルヘルス」、デリヘルは「デリバリーヘルス」が正式名称。
どちらも「ヘルス」という名が付くように、提供するのはヘルスサービスです。
主なヘルスサービス
- キス
- リップサービス
- フェラ
- 手コキ
- 69(シックスナイン)
- ローション
- 素股
お店のコンセプトやジャンルによっては、提供するサービスが異なる場合もありますが、本番行為は共通してNG。
「コスプレ」「アダルトグッズ」「SM」「AF」「即尺」などはオプションとして扱われるケースがほとんどですが、専門店の場合はその限りではありません。
ホテヘルとデリヘルの違いは?
ホテヘルもデリヘルも「お客様の元へ出向く業態」で、サービスの内容に大きな違いはないといえます。
異なる点は、主に「受付方法」「料金の受取」「出張先」「営業時間」の4つ。以下にまとめてみました。
※各項目/上段:ホテヘル 下段:デリヘル
内容 | |
お客様の受付 | お店がビルの一室などに受付所を構えており、お客様はまずそこで受付(女性の指名、料金の支払い)を済ませてから、ホテルへ向かいます。 |
デリヘルの営業形態は店舗を構えない「無店舗型」。お客様が店に訪れることはなく、受付は電話のみ。 | |
料金の受取 | ホテヘルは受付で料金の支払いを完了させるため、女性がお金を管理することはありません。 |
基本的に女性が直接お客様と料金のやり取りを行います。中には、ドライバーさんが部屋の入口まで同行して対応するお店もあります。 | |
出張先 | 店舗や待機所近くのホテルやレンタルルーム。 |
お店が指定した派遣エリア内のホテルやお客様のご自宅。 | |
営業時間 | 午前6時から深夜0時まで(風営法の規定による)。 |
24時間営業が可能。 |
スタッフさんが実際にお客様と対面するホテヘルでは、「酔っ払い」や「身なりが不潔」といった迷惑な人を、受付所でしっかり断ってくれます。
一方で、お客様に来店の必要がなく広範囲から受付が可能で、24時間営業が可能な点は、デリヘルの特徴といえるでしょう。
ちなみにホテヘルは繁華街に受付所を構えている場合が多いため、お仕事先となるホテルやレンタルルームも近隣にあるケースがほとんど。移動時間のロスを抑えて働けるというメリットがあります。
ホテヘルとデリヘルが融合した店舗も存在
前章の「営業時間」の項目にあるように、ホテヘルは深夜0時以降の営業ができません。
しかし、深夜帯も多くのお客様から利用が見込める大事な時間。そのため、受付所は0時で閉めて、深夜は営業形態をデリヘルに変えるホテヘルも少なくありません。お店も、女性が好きな時間、稼げる時間に働けるように、さまざまな工夫を凝らしているといえます。
「深夜に働きたい!」という場合でも、試しにホテヘルの求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。ぴったりのお店が見つかるかもしれませんよ。